入梅と入梅イワシ

「入梅」とは、文字を読むと梅雨に入るということが想像できます。

入梅とは、「梅の実が熟し、梅雨に入る頃」という意味があります。

昔、農家にとっては田植えの日を決める時に、梅雨の時期を知る事が重要でした。

現在のように気象情報が発達していない為、目安として「入梅」を設けたと考えられています。

梅雨をあまり嬉しくないと思う方も多いですが、農作物を育てる為には欠かせない時期です。

「恵みの雨」と考えて、梅雨を少しでも好きになってみるのも良いと思います。

 

「入梅イワシ」とは、入梅の時期に獲れるイワシのことです。

この時期のイワシは産卵前で最も脂が乗っており、一年の中で一番美味しいと言われています。

この時期にしか味わえない入梅イワシをぜひ召し上がってみてはいかがですか?

千葉県銚子市では、毎年「入梅イワシ祭」が開催されているようなので、

皆さんもぜひお祭りに参加してみてはいかがですか?

 

介護主任 金野久美子