摂食嚥下障害について

先日、摂食嚥下障害についての研修会に参加させていただきました。

講師の先生は、ある病院の歯科医師の方で、管理栄養士に向けて、今後対応して欲しいことという内容でした。

 

最近では、誤嚥性肺炎で亡くなられる方も増えてきており、摂食嚥下障害への対応に重点を置く病院や施設も増えてきています。

脳血管疾患や神経難病、認知症によるものなど、原因は様々です。

 

摂食嚥下障害により、食事をうまく食べられなくなってしまう方も多く、特に環境が大きく影響しているとのことでした。

環境とは、家族との食事や、本人にとって居心地のよい場所での食事になりますが、病院や施設ではその環境を提供することが難しいため、義歯を使用したり食事形態を検討することが大切なのだとおっしゃっていました。

 

利用者様にとって安全で食べやすく、おいしいものを提供できるように今後も試行錯誤をしていきたいと思います。

 

管理栄養士 山下